【愛車紹介】夢に追いついた一台──ブルース鈴木さんとXL883アイアンの20年計画

今回ご紹介するのは、ブルース鈴木さんの愛車、
**ハーレーダビッドソン・XL883アイアン(2017年式/グリーン)**です。

時代が変わっていく中で、それでも変わらず心にあった「夢」。
それを形にしてくれる、まさに“人生の相棒”のようなバイクです。


■ タンクブラに込められた美学

カスタムポイントは、タンクブラ(¥5,000)とCCバー(¥15,000)
ハーレーといえば、そのアイコニックなピーナッツタンクの造形が「顔」だという人も多い中、
あえてそれを隠す選択。
「奥ゆかしさ」と表現されたそのスタイルに、オーナーの美意識がにじみ出ています。

見せないことで逆に引き立つ魅力。ハーレーの“粋”とは、こういうことかもしれません。


■ 空冷スポーツスターと、これから20年の旅

ブルース鈴木さんの夢は、リタイア後にこのXL883で日本一周
ですが、現実はなかなかドラマチック。
スポーツスターの空冷モデルが生産終了となるニュースに焦り、
「今しかない」と2017年に購入されたとのこと。

でも、結果的にはその“焦り”が、20年先まで見据えた豊かな時間をくれるバイクとの出会いを運んでくれました。


■ 編集後記:バイクと歩む、人生の地図

ハーレーというバイクは、ただの移動手段ではありません。
それは「夢を実現するための道具」であり、時に「夢そのもの」でもある──。

20年後、どこかの峠道や海沿いの道で、このXL883と一緒に走るブルース鈴木さんの姿を見かけたら、
そっと手を振りたくなる。そんな、ロマンと実用が詰まった一台でした。

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