こんにちは、03にっし~です!
今回は、私が用途に応じて使い分けている2つのヘルメット、ワイズギアのZENITH YF-9とSHOEIのGT-Air IIIを、超個人的な目線で徹底比較レビューします。

どちらもサイズはXL、YF-9は約1年前、GT-Air IIIは約2年前に購入しました。当初はGT-Air IIIを長距離用、YF-9を近場用と考えていましたが、使っていくうちに意外な違いが見えてきました。
購入アイテムと価格
買ったもの・支払ったもの | 価格・掛かった費用 | メーカー |
ZENITH YF-9(白・ピンストライプ) | 2万円弱 | ワイズギア |
SHOEI GT-Air III(グレー単色) | 7万円くらい | SHOEI |
比較インプレッション

比較項目 | ZENITH YF-9 | SHOEI GT-Air III | 勝者 |
用途(実際の使用) | 長距離用 | 近場用 | YF-9 |
風切り音 | 少ない(スピーカーホール無しのためか) | 大きい | YF-9 |
フィット感 | 最初から問題なく痛い箇所なし | 頭の形に合うが、内装の端が折れ曲がり頭が痛くなった(要対策) | YF-9 |
インカムスピーカー | ホール無し。内装洗濯時に取り付けが少し面倒 | ホール有り。ただし耳の穴の位置と微妙にズレる | GT-Air III |
シールド全閉操作 | ワンアクション(下側中央を押す)で完了 | ツーアクション(微開後、上端中央を押し下げる)が必要 | YF-9 |
インナーサンバイザー操作 | 頭上にレバーがありわかりやすい | 操作レバーをいつも探してしまう | YF-9 |
各項目の詳細レビュー
1. 風切り音と実際の用途
意外だったのは、YF-9の方が高速走行時の風切り音が少ないことです。これは、YF-9にインカム用のスピーカーホールがないことが要因かもしれません。結果として、静粛性の高いYF-9がメインの長距離用になってしまいました。
2. フィット感と内装

私の頭の形にはGT-Air IIIの方が全体的にピッタリ合っているのですが、問題が発生しました。GT-Air IIIは内装の頭頂部の生地の端が折れ曲がり、頭を圧迫して痛かったのです。この問題は、帽体側に面ファスナーの固い方を張り付けて端が折れ曲がらないようにすることで解消しました。一方、YF-9は最初から全く痛いところがなく、非常に快適です。
3. インカムスピーカーホール

GT-Air IIIにはスピーカーホールがありますが、私の耳の位置と微妙にズレています。YF-9にはホールがないため、一番小さいインカム用スピーカーを取り付けていますが、内装を洗う際にスピーカーを外すのが少し手間です。ここは、一長一短です。
4. シールド(アウターバイザー)操作
どちらも微開は可能ですが、全閉時の操作感が異なります。
- YF-9は、シールド下側の中央をワンアクションで押さえれば全閉できます。
- GT-Air IIIは、微開位置からさらにシールドの上端中央を押し下げてロックする必要があり、ツーアクションが必要です。YF-9の方が直感的で使いやすいと感じます。
5. インナーサンバイザー操作

どちらも性能に大きな差はありませんが、操作性の軍配はYF-9に上がります。
- YF-9はレバーが**頭上(中央)**にあるため、直感的に操作できます。
- GT-Air IIIは操作レバーを探してしまうことが多く、咄嗟の操作が必要な時に少し手間取ります。
まとめ
価格差は大きいですが、使いやすさの面ではYF-9が意外な健闘を見せました。
- YF-9:静粛性が高く、シールド操作やインナーバイザー操作が直感的で快適。長距離向き。
- GT-Air III:基本的なフィット感は良いが、内装の対策が必要で、操作系に慣れが必要。
どちらも個性的な魅力があり、個人的には両方とも気に入っていますので、今後も使い続けていく予定です!
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