こんにちは、03にっし~です!
今回は、私が長年愛用しているアイテム、**ヘプコ&ベッカーの「スピードラック」**について、愛車ヤマハ MT-03への装着レビューをお届けします。
リアシートと置き換えてトップケースなどを取り付けられるキャリアベースで、過去の愛車(Ninja1000、CBR1000RR)にも取り付けてきた、私にとっては欠かせないパーツです。

純正キャリアが車体の後方を間延びさせて「かっこ悪い」と感じてしまう人には特におすすめです。
購入アイテムと価格
| 買ったもの・支払ったもの | 価格・掛かった費用 | メーカー・車種名 |
| ヘプコ&ベッカー スピードラック | 3万円位 | ヤマハ/MT-03 |
10年以上愛用する理由!スピードラックの「利点」
長年このスピードラックを使い続けているのは、純正キャリアにはない、大きなメリットがあるからです。
- 走行時の安定性純正キャリアでボックスを装着すると、高速走行中に微かに「ワナワナ」とした揺れを感じることがありましたが、スピードラックはリアシート部にボックスを装着するため、車体の重心に近い位置に荷物を積載でき、走行が安定します。
- ソフトサイドバッグとの相性スピードラックと車体の間に意図的に隙間が設けられています。これにより、ソフトサイドバッグの左右を繋ぐ太いベルト部分をこの隙間に通すことができ、バッグの固定が非常に楽になります。
- 背もたれとしての機能トップケースを装着した場合、それがライダーの背もたれとして機能するため、長距離走行時の快適性が向上します。
割り切りが必要? スピードラックの「不満点」

非常に気に入っている一方で、ヘプコ&ベッカー製品特有の**「作り(設計)の雑さ」**は無視できません。
- 装着時の引っかかり:普段の脱着でも、いつもどこかしら引っかかる部分があり、スムーズさに欠けます。(Ninjaの時には、取り付け穴が合わず、自力で広げる大変な作業が必要でした…)
- 汎用性の低さ:基本的にヘプコ&ベッカーのボックス専用の穴しか開いていません。GIVIなど他社製ボックスを装着したい場合は、結構厚めの鉄板を用意して自分で穴を開ける必要があります。
- 雨水の心配:車体との隙間が大きいため(サイドバッグの利点にもなりますが)、大雨の際に雨水が隙間から入らないか、少し心配になります。
- 乗降時の手間:リアシートの位置にボックスがあるため、バイクに乗車する際に足を入れづらいと感じることがあります。

まとめ

色々と不満点も書きましたが、安定した走行感と機能美は他のキャリアには代えがたく、私自身は非常に気に入って10年以上愛用しています。
他社製ボックスを付けたい方や、純正キャリアのスタイルに納得がいかない方には、不満点を許容できるなら強くおすすめできるアイテムです。

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