FZ-1 FAZER(2006年式)— ネコ目に魅了された相棒
2006年式のYAMAHA FZ-1 FAZERは、スポーツツアラーとしての万能性を持ちつつ、YZF-R1譲りのパワーを秘めた一台だ。電子制御がほとんど搭載されていないアナログなマシンながら、その独自の魅力に惹かれるライダーも多い。
そんなFZ-1 FAZERを愛車とするライダーがいる。彼はもともとCB1300(SC54前期)に乗ろうと思っていたが、一目惚れでFZ-1 FAZERを購入。現在では70,000kmを突破しながらも、手を入れつつ大切に乗り続けている。


カスタムポイント
・FZ-1(N)のテール周り交換 ・YZF-R1(5PW)のキャリパーに交換 ・YZF-R1(5VY)のクラッチカバーに交換
特にテール周りの変更は、ネイキッドスタイルのFZ-1(N)の雰囲気を取り入れるカスタムとして注目される。さらに、R1由来のパーツ流用により、よりスポーティーな走行フィーリングへと仕上げられている。

愛車への想い
FZ-1 FAZERの魅力は、なんといっても「ネコ目」のフロントフェイスと、常時二灯の明るいヘッドライト。さらに、最後の5バルブエンジンを搭載したモデルであり、FI(フューエルインジェクション)以外の電子制御が一切ない点も、アナログな操作感を楽しめるポイントだ。
「トラコン?ABS?何それ?🤣」と、オーナーは現代の電子制御満載のバイクとは一線を画す楽しさを強調する。購入時25,000kmだった走行距離も、現在では70,000kmを突破。最近では異音が発生し、クラッチアッシーの交換やクーラント漏れの修理を行い、再び快調な走りを取り戻している。
「色々ガタが出始めているけど、まだまだ乗り続ける!」と語るオーナーの情熱は、まさにFZ-1 FAZER愛に満ちたものだ。

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