2006年式カワサキ ZX-10Rといえば
当時のリッターSS(スーパースポーツ)市場において、パワフルかつ軽量な車体で注目を集めたモデルだ。しかし、その独特なデザインと、ライバル車と比べて扱いが難しいという評価が相まって、不人気車種として認識されることも多い。
しかし、そんな評価とは裏腹に、現在もZX-10R(2006年式)を愛用し続けているライダーがいる。彼は、可能な限り純正の雰囲気を保ちつつ、約20万円を投じてカスタムを施し、大切に乗り続けているという。
かふきさんだ。


カスタムポイント
・灯火類のフルLED化 ・フェンダーレス化 ・ハンドル変更 ・スライダー取り付け ・マフラー交換 ・ETC取り付け など
特に、灯火類のフルLED化は視認性の向上につながり、安全性も向上。マフラー交換による音質の変化も、ライダーの満足度を高める要素の一つだ。


愛車への想い
ZX-10R(2006年式)の魅力は、なんといってもその「乗りやすさ」にある。足つきが良く、軽量なため扱いやすい。さらに、オーナーはこのモデルのデザインを非常に気に入っており、「不人気車種だけど、めちゃくちゃ良いバイク。乗れる機会があればぜひ試してほしい」と語る。しかし、現在は部品の廃盤が進んでおり、維持が大変な点も事実。それでも「エンジンがおしゃかになるまで手放すつもりはない」と、その愛情の深さがうかがえる。

ヤマハのライバル車は?
2006年当時のヤマハのライバル車として挙げられるのは、「YZF-R1(2006年式)」だ。YZF-R1はクロスプレーン以前の5バルブエンジンを搭載し、高回転域での鋭い加速が特徴。ZX-10Rと比較すると、YZF-R1はよりフレンドリーな特性を持ち、公道での扱いやすさも評価されていた。
ZX-10R(2006年式)は確かにマイナーな存在かもしれないが、その個性と魅力に惹かれるライダーも少なくない。今後もこのマシンを大切に乗り続けるオーナーの姿勢が、多くのバイクファンにとって刺激となることだろう。
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