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春に「一発始動」させるための冬眠術

本格的な冬が到来し、バイクもしばらくお休み……という方も多いのではないでしょうか。 しかし、何もせずに放置してしまうと、春先に「エンジンがかからない!」「タンクに錆が!」といったトラブルに見舞われることも。
特に精密なヤマハのバイクを最高の状態で眠らせるには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。 今回は、ヤマハ純正ケミカル**「ヤマルーブ」**を活用した、正しい冬眠のさせ方をステップ形式でご紹介します。
ステップ1:ガソリンは「満タン」+「添加剤」

冬眠中の最大の敵は、タンク内のサビとガソリンの酸化です。
- 満タンにする理由: タンク内の空気を減らすことで、結露による水分発生(サビの原因)を防ぎます。
- ヤマハ乗りの定番: **「ヤマルーブ PEAカーボンクリーナー」**を注入してから満タンにするのがおすすめです。洗浄だけでなく、ガソリンの劣化を抑える効果が期待できます。
プロのワンポイント: インジェクション車でも、長期間放置すると燃料ラインが詰まる原因になります。最後に少し走行して、添加剤入りのガソリンをエンジン内部まで行き渡らせるのがコツです。
ステップ2:バッテリーは「外す」か「充電」か

冬の寒さはバッテリーの寿命を劇的に縮めます。
- 基本: マイナス端子を外しておく。これだけで放電をかなり抑えられます。
- 理想: 車体から外して室内で保管する。
- 最強: ヤマハ純正の**「バッテリーキーパー」**を繋ぎっぱなしにする。これがあれば、春先もボタン一つで始動可能です。
ステップ3:オイル交換は「寝かせる前」に!

「どうせ乗らないから春に交換すればいいや」と思っていませんか? 実は逆です。
- 理由: 使い古したオイルには、燃焼副産物の「酸化物質」が含まれています。そのまま放置するとエンジン内部を腐食させる原因に。
- 推奨: 綺麗なオイル(ヤマルーブ プレミアムシンセティックなど)に交換してから眠らせるのが、エンジンを長持ちさせる秘訣です。
ステップ4:足回りとボディの保護

- タイヤ: 空気圧を規定値より少し高めに入れておきましょう。可能であれば、メンテナンススタンドで浮かせて「フラットスポット(変形)」を防ぐのがベストです。
- 防錆: 金属部分には**「ヤマルーブ スーパー防錆潤滑剤」**を。ただし、ブレーキディスクに付着しないよう注意してください。
- カバー: 屋内でもホコリ避けにカバーをかけましょう。屋外の場合は、湿気がこもらないよう透湿性の高いカバーが理想です。
ステップ5:春の目覚めのために
冬眠中は、「たまにエンジンをかける」のは、実は逆効果になることがあります。 中途半端にエンジンをかけると、マフラー内に結露が溜まり、サビを誘発してしまうからです。
一度冬眠させると決めたら、春までじっくり休ませてあげるのが正解です。
まとめ:正しい冬眠で最高のシーズンインを!

- ガソリン満タン&カーボンクリーナー注入
- バッテリーのマイナス端子を外す
- オイルを綺麗な状態にする
- 各部の清掃と防錆
これだけやっておけば、春のツーリングシーズンが来たとき、あなたのヤマハは力強い鼓動とともに目覚めてくれるはずです。

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