
今回ご紹介するのは、未来感と唯一無二の存在感で注目を集めるヤマハのモンスターマシン、
ナイケンGT(2023年式/ヤマハブラック)。
オーナーはフッティーさん。30年のバイク歴を持つベテランライダーです。
■ 「そもそもがカスタム車」なナイケンGT
「カスタムは少ないですが、車種自体がカスタム車みたいなものなので、まあいいでしょ!」
そう語るフッティーさんのナイケンGTには、純正オプション&実用系カスタムが光ります。
- キャリア
- トップケース
- アクスルプロテクター
- ヒート&コンフォートシート
- ZETAブレーキ&クラッチレバー(セットで約2万円)
- 小物入れ(左右セットで約4,500円)
実用性と個性を両立しつつも、見た目はド迫力そのもの。
これに乗っていたら、誰もが二度見します。

■ 立ちゴケ3回。でも、それでもなお「楽しい」

ナイケンの唯一の泣き所と言えば、足つきの悪さ。
そこにさらに“ヒートシート”という快適性UPパーツを入れたことで、足つきは「極悪」に…。

「30年間で数回だった立ちゴケが、ナイケンGTにしてから1年で3回に増えました」とのこと。
でも、それでも「走ってるときは無敵の安心感と快適性!」という言葉がすべてを物語っています。
■ 眺めるたびに、自分が誇らしくなる

停まってバイクを眺めたときにふと漏れる言葉──
「我ながらスゲエ物乗ってるなぁ」
この感覚、ナイケンにしか出せない独特の所有欲。
そのインパクトと存在感は、ただのバイク好きだけでなく、
メカ好き、未来好き、そして「ちょっと変わり者」なバイク愛好家の心をつかんで離しません。
■ 編集後記:「カスタムよりもキャラが強いバイク」

ナイケンGTは、カスタムしなくてもすでに“濃い”バイク。
むしろどこまで“乗り手に馴染ませるか”が腕の見せ所なのかもしれません。
快適性、安心感、そして自己満足の頂点。
そのすべてを満たしてくれるこのバイクに、フッティーさんはまさに**「翻弄されつつも愛している」**様子でした。
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