購入して失敗するケースの多い「安いカスタムパーツ・3選!」

バイクのカスタムは、自分だけの個性を表現できる楽しい作業です。しかし、安さに惹かれて購入したカスタムパーツが、結果的に失敗につながるケースも少なくありません。見た目や価格に魅力を感じて購入したものの、耐久性に欠けてすぐに壊れたり、フィット感が悪く取り付けが難しかったりすることがあります。今回は、特に注意が必要な「安いカスタムパーツ」について、その失敗例を3つ紹介します。カスタムを楽しみつつ、後悔しない選択をするための参考にしてください。

【其の1】 スライダー

バイクのカスタムパーツの中でも、スライダーは万が一の転倒時に車体を守る重要な役割を果たします。しかし、安価なスライダーを選んでしまうと、逆にトラブルの原因となることが少なくありません。見た目がよく価格も手頃なために購入しても、取り付け後に後悔するケースが多々あります。ここでは、安いスライダーを選んだ際の失敗例と、それを避けるためのポイントを紹介します。

1. 材質の問題

スライダーはバイクのフレームやエンジンを守るために使用されますが、安価なスライダーは材質が劣ることが多いです。特に、プラスチックや安価なアルミ製のスライダーは、強度が不足しており、転倒時に簡単に破損してしまうことがあります。本来ならば、ダメージを軽減するためのパーツが、逆にフレームやエンジンへのダメージを増大させる結果となってしまいます。

2. 取り付けのフィット感

安いスライダーは、設計が粗く、取り付けに苦労することが多いです。場合によっては、バイクに合わず無理に取り付けた結果、車体にダメージを与えることもあります。また、取り付け位置が適切でないため、転倒時に車体をしっかり守れないという事態も考えられます。

3. 長期的な耐久性

安価なスライダーは、見た目は他の製品と大差なくとも、長期的に使用するとその差が明らかになります。例えば、日光や雨にさらされるとすぐに色あせたり、素材が劣化してしまうことが多いです。これにより、見た目だけでなく、機能面でも期待通りのパフォーマンスを発揮できなくなります。

スライダーはバイクの安全性を高める重要なパーツですが、安価な製品を選ぶと、期待通りの効果を発揮しないばかりか、逆にトラブルの元になることもあります。購入前に製品の品質や信頼性を十分に確認し、安易に値段だけで選ばないよう注意しましょう。大切なバイクを守るために、少しの投資が長期的には大きな安心をもたらしてくれます。

【其の2】ライト

バイクのカスタムパーツの中でも、ライトは見た目の印象を大きく変える重要なアイテムです。特にLEDライトなどのカスタムは、夜間の視認性を向上させるだけでなく、スタイリッシュなデザインで人気があります。しかし、安価なライトを選んでしまうと、デザインや価格に魅力を感じて購入したものの、実際に使用してみるとさまざまな問題が発生することがあります。ここでは、安いライトを選んだ際の失敗例と、その対策について詳しく解説します。

1. 明るさが不十分

安価なライトは、見た目は他の製品と大差なくても、実際の明るさが不十分であることが多いです。特に夜間の走行時に、道路をしっかりと照らすことができず、安全性に大きな影響を与えます。また、他の車両からの視認性も低くなるため、事故のリスクが増大する可能性があります。ライトの明るさは、単に見た目だけでなく、安全なライディングに不可欠な要素です。

2. 配線や取り付けの問題

安いライトは、配線や取り付けに問題があることが多いです。例えば、付属の配線が短かったり、取り付けに必要な部品が不十分であったりするケースが見受けられます。その結果、取り付け作業が非常に困難になったり、ライトがしっかりと固定されずに振動でずれたりすることがあります。最悪の場合、走行中にライトが外れてしまうリスクも考えられます。

3. 長期的な耐久性の欠如

安価なライトは、耐久性に問題があることが多く、短期間で故障するリスクがあります。例えば、LEDライトの寿命が短かったり、防水性能が低くて雨の日に故障したりすることがあります。また、安い素材が使われているため、ライトカバーがすぐに曇ったり、割れたりすることもあります。長期間にわたって安心して使用できるライトを選ぶことが重要です。

4. 良質なライトを選ぶためのポイント

ライトを選ぶ際には、明るさや配光パターン、耐久性に注目することが大切です。信頼できるメーカーの製品は、通常、明るさが十分で、長期にわたって安定した性能を発揮します。また、取り付けが簡単で、必要な配線や部品が揃っている製品を選ぶことで、後悔することなくカスタムを楽しむことができます。防水性能や耐久性についても、しっかりと確認することをお勧めします。

ライトはバイクの見た目を変えるだけでなく、安全なライディングを支える重要なパーツです。しかし、安価なライトを選んでしまうと、その効果が期待通りでないばかりか、危険を伴うこともあります。価格だけに囚われず、品質や機能性を重視して選ぶことで、快適で安全なバイクライフを楽しむことができます。カスタムパーツは慎重に選び、大切なバイクにふさわしいものを取り付けるよう心がけましょう。識を高めることが重要です。

【其の3】ハンドルバー・ライザー

ハンドルバー・ライザーは、バイクのポジションを調整し、ライディングの快適性を向上させるためのカスタムパーツとして人気があります。特に、長距離ツーリングや日常的なライディングで疲れを軽減するために、多くのライダーが導入を検討するアイテムです。しかし、安価なハンドルバー・ライザーを選んでしまうと、ライディングの快適性を損なうだけでなく、取り付けに関するトラブルも発生することがあります。ここでは、安いハンドルバー・ライザーを選んだ際の失敗例と、その対策について詳しく解説します。

1. 素材の強度不足

安価なハンドルバー・ライザーは、使用されている素材の強度が十分でないことが多いです。特に、安価なアルミ合金や鋳造製品は、強度が不足しており、走行中の振動や負荷に耐えきれずに変形したり、最悪の場合、破損するリスクがあります。ハンドルバーはバイクの操作性に直接影響を与える重要な部分であり、その強度不足は安全性に直結するため、注意が必要です。

2. 取り付けの問題

安いハンドルバー・ライザーは、設計が不十分でバイクの仕様に合わないことが多く、取り付けに問題が発生するケースがあります。例えば、ボルトの長さが合わなかったり、取付穴の位置が微妙にずれていたりすることがあります。こうした問題は、無理に取り付けるとバイクのフレームやハンドルバーに負荷をかけ、最終的に破損を引き起こす原因となります。

3. ライディングポジションの悪化

安価なハンドルバー・ライザーを使用すると、結果的にライディングポジションがかえって悪化することがあります。理想的なポジションを得るための調整が難しく、逆に手首や肩、腰への負担が増えてしまうケースも少なくありません。ポジションが適切でないと、長時間のライディングで疲労感が増し、快適性が大きく損なわれます。

4. 良質なハンドルバー・ライザーを選ぶためのポイント

ハンドルバー・ライザーを選ぶ際には、信頼できるメーカーから購入することが重要です。質の良い製品は、適切な素材が使用されており、バイクの仕様に合わせた設計が施されています。取り付けに必要なボルトやワッシャーも含まれており、簡単かつ確実に取り付けが可能です。また、ライディングポジションを微調整できるタイプの製品を選ぶことで、自分に合った快適なポジションを実現できます。

ハンドルバー・ライザーは、ライディングの快適性を大きく左右する重要なカスタムパーツですが、安価な製品を選んでしまうと、かえって不快なポジションや安全性の低下を招くことがあります。価格だけでなく、品質や設計に注目し、信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、長く快適なライディングを楽しむことができます。自分のライディングスタイルに合ったハンドルバー・ライザーを選び、大切なバイクの操作性と快適性を確保しましょう。

みんなのコメント (反省点や対策) を一部ご紹介!

中華のH4のLEDを買おうか迷いましたが、結局スフィアのライジングαにしました。ちょっと高かったけど結果大満足!安易にケチっちゃダメですね。

やっすいLEDバルブを買って大失敗しました

ハンドルライザー(ハンドルアップスペーサー)まさに先日購入して失敗しました!ネットレビューでは「これくらいのアップ量ならケーブル類はノーマルのまま行けます」なんて書かれていたので自分で取り付けようとしたのですがケーブルの取り回しがパッツンパッツンになってどう見てもヤバそうだったので取り外しました

スライダーは安易に汎用品を適当なボルトに共締めしたりすると逆に転倒時にフレーム歪める場合もありますからねー。正直高いとは思いますが、安心料と思って名の知れたメーカー製選ぶのが無難かと思います

MT-09の純正スライダーは本当に優秀だった。

とりあえずカスタムパーツはディーラーに取り付けの相談から始めますね 多少高くても間違いが少ないものをおすすめしてくれます HIDはちゃんとしたものでも昇圧でよく問題が起きますが…

詳細は動画&コメント欄をチェック!

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